FLHXSE2 CVO STREETGLIDE [ストリートグライド]
2024-09-10 / 293 view
出典:www.amazon.com
FLHXSE2の魅力とは?ストリートグライドの初登場は2006年。それまでのツーリングモデルのイメージを大きく変化させ、カスタムの方向性にも大きな変革期を迎えさせた。ツーリングモデルといえば、フラッグシップのウルトラを筆頭とするラインナップであることは現在も変わりない。しかしカスタムの方向性で考えると、従来からあるツーリングモデルと、ストリートグライドでは、大きな違いが生まれているのだ。ストリートグライドは、虚飾を払ったシンプルな構成がベースモデルの特徴である。それは以前存在したスタンダードという、ただ装備を簡略化した廉価バージョンではなく、都会的でスポーティなデザイン。だから、カスタムの方向性も様々なジャンルに幅を広げていったのだ。オーナーの中ではとにかくメッキパーツを増やしてゴージャスな外観にこだわったカスタムを施すという方も少なくない。しかし、本来のシンプルさが失われたと気付き、カスタムの見直しを図るため、間逆にあえてブラックの塗装を生かしたモノトーンなデザインを強調する仕上がりに変更ということもできる。
ロングツーリングでも疲れ知らず
もちろんバイクなので、外観だけではなく走りにもこだわり、フレームの真下に強化ブレースを装着し、リアサスはオーリンズに交換。見えない部分のカスタムにも抜かりないようにしたいところ。もともとのポテンシャルが高いことは魅力的であり、高度なモディファイが施されているなどもポイントとして取り上げられている。モデル最上位機種となる「CVOモデル」という所。また、FLHXSE2の中でも、輸入台数が少ない「ブラックダイアモンド&クリムゾンタググラフィックス」というカラーがあることも自慢ポイントのひとつになるだろう。どんなロングツーリングでも疲れ知らずで、110ciの排気量がもたらす余裕のクルージング性能はもっとも特筆すべき点である。純正からカスタムされた既に完成品と言えるハーレーの「CVOモデル」だが、更に自分仕様にカスタムし何処へ行っても目立つ自慢のハーレーに育て上げていくのも楽しみ方のひとつである。最終的にはツーリングモデルに行き着く予定だが、まずは軽いモデルでハーレーの鼓動感と乗り味を堪能してからという方にもこのモデルは最適かもしれない。
見ても飽きない美しい一台
特筆すべき点は多々あるモデルだがなんというってもCVOで1800ccエンジンを搭載しているという特別感。スパイスドラムというカラーが採用されているが、見た目にも非常に綺麗な色で見ていて飽きが来ない。ツーリングモデルとして当然ながら、長旅にも充分なほどの積載力がありテントや着替えなど、どっさり詰め込めるのでキャンプツーリングが一段と快適に行えるだろう。ロングツーリングにはかかせない機能も多数装備されている。ABS、電子制御スロットルをはじめ、高速道路での走行時などに重宝されるオートクルーズコントロール、タコメーター、油圧計、電圧計、燃料計、長旅を楽しくさせるオーディオシステム、スピーカーの数もなんと6個も搭載されているのだ。カラーバリエーションも充実のラインナップだが中でも人気なのはブラックダイアモンド&クリムゾンタググラフィックスというカラー。ブラックとダークレッドのピンストライプのコントラストが美しく、渋みを感じさせるアダルティなカラーリングで中高年層の男性にも好評である。最終的には他のモデルとも共通していることだが、自分にあったバイクを試乗して体感してもらうほかないのだが、きっと満足のいく1台となるだろう。